白石 大樹
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不動産には複数の価格が存在します。
一般的に皆様がよく見る価格は「実勢価格」と呼ばれます。
これは、後述のように誰かが指定した価格ではなく、相場を考慮して決まる価格です。
分かりやすく言うと不動産売買等で実際に取引される価格のことです。
そのほか複数の価格について紹介していきます。
公示価格
不動産鑑定士が定め、国土交通省が発表している価格で、地価公示価格とも呼ばれます。
毎年評価され、3月に発表されます。
不動産会社がお客様の不動産を査定する(実勢価格を決める)にあたり、目安や参考にする価格です。
国土交通省のHPより閲覧可能です。
毎年評価されているので、地価変動調べる際にも参考になります。
路線価
相続税の算定のための価格で、国税庁が定めている価格です。
毎年評価され、7月に発表されます。
相続税の算定のための価格なので、実勢価格とはかけ離れており、不動産売買を考える際に、この価格を見てもあまり参考にはなりません。
国税局のHPで閲覧可能です。
固定資産税評価額
固定資産税や都市計画税、不動産取得税の算定のための価格で、市区町村が定めている価格です。
3年に一度評価されます。
こちらも実勢価格とかけ離れているので、あまり不動産売買の参考にはなりません。
しかし、売買の際に必要な移転登記の算定基準にもなるため、不動産売買をする際には必要な情報になります。
上記2つの価格と異なり、一つ一つの不動産に定められており、所有者や代理人でないと知ることができない価格です。
市区町村の役所で閲覧可能です。
不動産屋でないと一生使うことのない内容もあるかと思いますが、知っておくと便利です。
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